プリプリ美味しいこんにゃくの魅力は歯応えとヘルシーさ!
味噌田楽や煮物、ヘルシーでダイエットにも重宝されているこんにゃくですが、こんにゃくの消費は実は95%が日本、1年間に1人あたり2キロも消費しているそうです!
日本のほかには、中国やミャンマー、スリランカなどで食されているようです。
今回はこんにゃくについてご紹介します!
こんにゃくを作るのはめちゃくちゃ大変
こんにゃくはこんにゃく芋からできています。ところが蒟蒻芋にはシュウ酸カルシウムという毒があります。
この毒は痒みや体に灼熱性の症状が出たりと、とても強力です。そのため、このシュウ酸カルシウムを取り除く作業が必要になります。
このシュウ酸カルシウムは水酸化カルシウムや貝殻焼成カルシウムというものを混ぜることで抜くことができます。水酸化カルシウム、もしくは貝殻焼成カルシウムを混ぜると取り除くことができます。
蒟蒻芋を2〜3年かけて育て、収穫、皮をむき、すりつぶしていく作業を経てこんにゃくが出来上がります。
黒いこんにゃくと白いこんにゃくはなにが違うの?
黒いこんにゃくと白いこんにゃくはなにが違うかといえば、作り方が違います。
白いこんにゃくは粉からできており、黒いこんにゃくは蒟蒻芋の皮が含まれる製法で作られていて、黒くなります。ところが最近の黒い蒟蒻芋は、粉を使って、ひじきなどを利用して黒く見せている方法が多いようです。
ところで、なぜわざわざひじきを入れて黒いこんにゃくにするのでしょうね?
それは地域によって白いこんにゃくが好まれないから、という理由があります。
昔からこんにゃくを作っていた地域は黒いこんにゃくを好むそうですが、山形はこんにゃくを作っていますが、白いこんにゃくが結構使われます。
山形名物玉こんにゃくと言って、丸いこんにゃくを醤油で似たこんにゃくがあるのですが、これも白いこんにゃくを煮ています。
皆さんの地域ではどうでしょうか?
白滝と糸こんにゃくはなにが違う?
白滝と糸こんにゃくはなにが違うのでしょう?
昔は作り方が違っていたようですが、現代ではほとんど変わらないようです。
関西は糸こんにゃく、関東では白滝と呼ばれることが多いようです。
こんにゃくはヘルシーだけど栄養はあるの?
こんにゃくは97%が水分で、100gで7カロリーしかありませんが、こんにゃくにはグルコマンナという水溶性の食物繊維が含まれていて、お腹の調子を整えたり、コレステロールを下げる役割があります。
さらに、こんにゃくにはカルシウムも含まれています。100gあたり43mg、糸こんにゃくは93mgもあり、これは牛乳にも匹敵します。
こんにゃくの調理方法
こんにゃくを買ってきてそのまま使うと、臭みがありお料理に影響を及ぼしてしまうことがあります。
こんにゃくは茹でてアク抜きをしたり、時短するのであれば、熱湯をかけるだけでも匂いはなくなります。
煮物に使用するときは手でちぎると味が染み込みやすくなります。
こんにゃくを使ったヘルシーレシピ
Vaveこんにゃくでは、こんにゃくを使ったヘルシーレシピをご紹介しています!
ダイエットしている方も、何か1品おかずを増やしたい方も、ぜひこんにゃく料理を試してみてくださいね!
こんにゃくを使ったレシピはこちら。
(画像はこのプリプリ感がたまらない!臭みなしピリ辛こんにゃく炒め)