おからで食品ロスに貢献できる!?体にも地球にも優しいおから
皆さんは「おから」って食べるでしょうか?おからってどうやって作られるの?おからってそもそもなんなの?
今日はおからの秘密を暴いていこうと思います。
おからには無駄がない
そもそもおからは豆腐を作る工程で出るものです。おからの利用は食品ロスにも貢献しているのですね!しかし、おからは実は「産業廃棄物」に分類されます。
とっても栄養があっておいしい「おから」。もっと売れると産業廃棄物の域を出るそうなのですが、現代では、家庭でおからを食べることが少なくなっていることを考えると、ちょっと難しいのかもしれませんね。
産業廃棄物というとちょっと食べる気がなくなる気もしますが、おからはとってもおいしくてヘルシーで、味も癖がないのでカメレオンばりに自由自在に味を変えられる、ビーガンやベジタリアンの方にはめちゃくちゃ重宝できる食べ物です。
日本で食べられなくても世界に羽ばたけるかもしれない!!おからさん、信じて頑張ろうぜ!
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満腹感があってダイエットに最適!
おからは満腹感があります。ヘルシーで満腹感があって、味も変幻自在って、最強のダイエット食じゃない!?
ダイエットしたいなら、おからを利用しない手はありません!
おからはなぜ体にいいの?
食物繊維
まずはなんと言っても食物繊維です。大人が推奨されている1日の食物繊維の摂取量は、男性で20g,女性が18gとなっています。
おからの食物繊維の量は、100gあたり11g、乾燥おからだと43gも含まれていて、1日の摂取量を簡単にとることができます。
ビタミン
続いてビタミン。ビタミンには様々な種類がありますが、おからが特に多いビタミンはビタミンKとビタミンB1です。
ビタミンKはあまり聞いたことがない人もいるかもしれませんが、血液に関連するとても大切なビタミンです。血液を凝固させるのは肝臓の役割なのですが、そのときに補酵素の役割を果たします。
ビタミンB1は糖質からエネルギーを作り出す役割をしています。糖分を多く必要とする器官といえば、脳です。ビタミンB1は脳神経の働きにも関係しているので、積極的に摂取したいビタミンです。
余分なビタミンB1は排泄されますので、とりすぎるということはありません。ただし、サプリメントなどで異常に摂取するとイラ立ちなどの症状が出ることがあります。
タンパク質
大豆にはタンパク質が含まれていますので、当然おからにもタンパク質が含まれています。ビーガンやベジタリアンの場合、タンパク質を摂取することに苦戦する人も多いので、大豆は強い味方です。
おからの種類
現代のおからには複数の種類があります。生おから、乾燥おから、おからパウダーなどです。
おからはヘルシーなのでいろんな料理に使えますので、その時に応じてこれらのおからをうまく利用するといいですね。
生おから
私は基本的に生おからを利用して調理しますので、このレシピのおからはほとんど生おからを利用しています。特に下処理をすることなく利用できます。
乾燥おから
乾燥おからは水で戻して利用します。水で戻すことによって生おからと同じように利用でき、保存期間も長く、栄養価が高まるというメリットがあります。小麦粉の代わりに利用することもできます。
戻す時は袋に記載のある分量で戻しましょう。握った時に水が出てこない分量がちょうどいいです。
おからパウダー
おからパウダーと乾燥おからは粒子の粗さの違いだけです。おからパウダーを利用して小麦粉の代わりに利用することも可能ですし、粒子が細かいのでポテトコロッケやポテトサラダなどに入れて量を増やし、ヘルシーに食べることもできます。
おからを利用した料理にはどんなものがあるの?
おからを利用した料理は、自分のアイディア次第でいくらでも作れちゃいます。小麦粉のように利用できるので、クッキーやお好み焼き、チヂミやサラダにも利用できます。
Vaveでもおからを利用した料理をご紹介しています。ぜひ参考にしてみてくださいね。
(画像は決め手はトッピングの味噌!ヴィーガン坦々麺)