一味と七味は何が違う?合う料理も違うの?
皆さん、一味と七味の使い分け、できてます?私は辛いのが苦手なので、もっぱら七味を使ってしまいます!皆さんはどちらがお好きでしょうか?
一味と七味の違いは?
ご存じの方も多いと思いますが、一味は唐がらしを乾燥させて粉末にしたもので、七味は唐辛子の他に、ゴマ、山椒、ケシの実、青のり、シソ、乾燥させたミカンの皮(陳皮)などを合わせたもので、豊かな香りを楽しむことができる薬味です。
七味には七種類の何かが入っていると思っている方もいるかもしれませんが、7種類に限らず、5種類でも10種類でも七味と呼ばれます。
ちなみに、お蕎麦屋さんなどではひょうたんの形をした入れ物に入っていることがありますが、あれは、昔は湿気を吸うのを避けるために、ひょうたんに入れていたことから、その形だけが残ったと言われています。
辛いのは一味
一般的に辛いのは一味です。唐がらしのみを使用しているので、ツンとした辛さが広がります。
とは言え、メーカーによって配合しているものが違うので、七味のほうが辛い場合もあります。
一味や七味で塩分を減らせる?
一味や七味は下への刺激があるので、塩分が少なくても気が付かないことが多く、高血圧や塩分過多の方は有効に活用しましょう。とはいえ、刺激物の摂取しすぎも胃に良くありません。
唐辛子には、食欲増進や新陳代謝アップ、体温調整の効果があります。何事も適度が大切です。
一味と七味の使い分け
特に使い分けしなくても、好みの方を使用するのが一番ですが、あえて言うなら上記の通り、辛さを感じたいときは一味、全体的な香りや旨味を出したいときは七味を使うといいでしょう。
薬味は味に変化をもたらす!
一味や七味などの薬味は、特になくても問題ありませんが、あれば風味が一気にワンランク上がりますし、飽きてきたときに味を変えてくれる役割があります。
いろんな料理に使用して、オリジナルの使い方を見つけられたら楽しいですね!
一味・七味が合いそうな料理はこちら。
(画像はご飯が止まらない母親譲りの大根炒め)