東と西の蓮根は違う!部位で食感が違う美味しい蓮根の選び方
皆さん、れんこんはよく食べますか?
れんこんにはビタミンCやカリウムが豊富に含まれていて栄養たっぷり。
多くの野菜のビタミンCは水に溶けやすい性質があるのですが、レンコンはでんぷんに守られているので壊れにくく、美容と健康のためにも、ぜひとも積極的に摂取したい野菜です!
カリウムには血圧を下げる役割なんかがあるそうです。
蓮根は主に、アジアで食べられている野菜ですが、最近はアメリカの高級レストランで使用されるなど、これからどんどん世界に広まっていくかもしれません!
このページでは、れんこんの基本的な知識について、ご紹介したいと思います。
西日本のれんこんと東日本のれんこんには違いがある
西日本と東日本で、れんこんの作り方には大きな違いがあります。
東日本のれんこんは、泥水の中に埋まっていて、よくホースを持ちながら、れんこんを探している姿をテレビで見たことがある人も多いと思います。
ところが、西日本で作られる蓮根は、土の中に埋まっています。つまり、水の中に入って作業するのではなく、畑作業の様なイメージです。
ただし、土は粘土質の土になっているので、専用のくわを使ってれんこんを探し出して収穫します。
味に違いはあるの?
東日本で育ったれんこんは、葉っぱから空気を取り込んで成長していくので、穴が大きく、シャキシャキとみずみずしい蓮根となります。
2020年現在、茨城が生産量一位となっています。
一方、西日本のれんこんは、穴が小さく、もちもちとした食感を楽しむことができます。加賀れんこんが有名でしょうか。
好みによって選んだり、料理によって使い分けてもいいですね。
れんこんは部位によっても食感が違う
れんこんは、画像の様に連なっています。
この画像のれんこんの場合は、左下から順にできて、シュッとなっている右上のが最後にできたれんこん。
最初にできたれんこん(左下)は、もっちりとして、繋ぎの役割にもなります。すりつぶして料理をするのに向いています。
シュッとした最後にできたれんこん(右上)は、シャキシャキとした食感が楽しめるため、サラダなどに向いています。
真ん中の蓮根は、いいとこ取りをした蓮根。応用性が高いのが特徴です。
美味しいれんこんの選び方
れんこんは肉厚でずっしりしたものを選ぶといいでしょう。時々赤茶色の斑点があるものもありますが、これは鉄分が多い土で育ったためなので心配する必要はありません。
あまりにも白すぎる場合、漂白剤を使用していることもあります。
れんこんの下処理方法
れんこんの皮は薄いのでピーラーでむくのがGood。
れんこんを切ったらアク抜きのために水にさらします。
特に何分という時間はないのですが、空気に触れると色が変わってしまうので、調理する時にザルにあけて料理するといいと思います。
サラダにする場合は、お水に酢を少し入れると変色を防ぐことができます。蓮根は生でも食べることができます。
切り方によっても変わる食感
れんこんは切り方によってもいろんな食感を楽しむことができます。
輪切りにすると、繊維を断ち切るので柔らかな食感となり、縦に切ると、繊維が残るので歯応えがあり、カリッとした食感になります。
れんこんを使ったレシピ
Vaveでは、れんこんを使ったレシピをご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
私もまだまだれんこんの魅力を知り尽くしていないので、これからも色々とご紹介できればと思います。
れんこんを使ったレシピはこちら。
(画像はサクサク?ホクホク?お弁当にも最適なご飯のお供れんこんのきんぴら)