三大旨味成分を持っている海苔の秘密!上手な保存方法は?
海苔は日本だけでなく、中国、韓国などのアジア、イギリスなどでも食べられています。
今日はとっても美味しい海苔についてご紹介です。
どうして海苔はこんなに美味しいの?
お蕎麦や巻き寿司、ご飯、お好み焼きと、いろんなものに合う海苔。海苔は食事を美味しくする縁の下の力持ち!海苔があるのとないのとでは全く味が変わってきますよね。
どうして海苔はこんなに美味しいの!?
海苔には旨み成分のグルタミン酸や、グアニル酸、イニシン酸の三大旨み成分が全て含まれているのです!これは鰹節や干し椎茸、昆布に含まれる成分全て含んでいることになります。そりゃあ、美味しいわけだ😍
海苔には裏表があります!
ちなみに、海苔には裏表があります。どっちが表だと思いますか?
ツルツルの方が表になりますので、巻き寿司などをする時にはザラザラする方にご飯を載せます。
ただ、どちらを使うのが正解というわけでもなく、わざと裏表を逆にして使う料理人もいるようです!
味付け海苔派?焼き海苔派?
最近、コンビニのおにぎりの海苔は味がついているものもあるようです。皆さんはどちらがお好き?
どうやら、関西では味付け海苔が好まれているようです!関西では、味付け海苔のおにぎりを販売したところ、売り上げが1.2倍にも増えたそうです。
一方、関東では海苔そのものの味を楽しむ方が多いよう。
なぜこのような違いが生まれたのでしょうか?それは、関西の出汁文化にあるようです。
関西では、だしに醤油の味が混ざった味が好まれる傾向にあるようです。
海苔の上手な保存方法
海苔の保存方法、皆さん上手にできていますか?海苔をうまく保存するコツは2つ。
- 一度容器から出したのりは戻さない!
一度容器から出したのりは戻さないようにしましょう。一度取り出すと、のりは湿気を吸い、それが他の海苔も湿らすことになります。 - 乾燥状態を保つこと
乾燥状態を保つには、冷蔵庫で保存したり、長期で保存する場合は冷凍庫で保存するといいでしょう。冷蔵・冷凍した海苔は室温に戻してから開封するといいでしょう。冷えたまま開封すると一気に湿気を吸い取ってしまいます。
海苔の歴史を簡単に
海苔を食べるようになった歴史ははっきりわかっていないのですが、文献などから、1300年前にも遡ります。400年前には木の枝で養殖のようなこともしていたようです。
しかし海苔には謎が多く、どこでどうやって発生しているのかがわかっていなかったのです。高級品だったことがわかりますね。
これって、うなぎがどうやって繁殖しているのか?という謎にも似ていますね!
海苔の育成方法はイギリス人が発見
第二次世界大戦対戦後、海苔の育成の仕組みを発見したのは、イギリス人でした。その仕組みをもとに、熊本の研究者が養殖方法を確立したようです。
海苔を安定的に食べられるようになったのは戦後のことなのですね。
海苔は美味しいだけじゃなく栄養も豊富!
海苔には葉酸やEPA、ビタミンが含まれていて、貧血や動脈硬化の予防効果があります。ビタミンはお肌にもよく、肌のターンオーバーを助けてくれます。美容にも健康にもいい。
これは海苔を食べない手はありません!
海苔を食べよう!
何にでも海苔を巻いて食べる人がいるほど、海苔には旨味成分がたくさん含まれています。
美味しくて健康にも美容にもいいなんて、一石三鳥!積極的に摂取したいですね。
海苔を利用したレシピはこちら。