食材について

タンパク質は豚肉以上!?栄養豊富な豆腐の水切りや調理方法

麻婆豆腐や冷奴など、とても身近にある豆腐。豆腐の腐という字には、中国では「固まる」という意味があります

もともと豆腐はお坊さんに食べられていた精進料理の1つでした。庶民に豆腐が食べられるようになったのは、お寺に来たお客さんに湯豆腐として出して振る舞っていたのが始まりです。

京都のお寺の敷地に、湯豆腐屋さんがあるお寺もあります。

今日は豆腐についてご紹介します!

関連記事:お坊さんはお肉やお魚を食べないわけではない?精進料理の謎

もめん豆腐と絹ごし豆腐の違いは?

木綿豆腐はもめんを敷いて、水分を抜くことで固めて作ります。表面のざらざらは木綿の跡です。

絹ごし豆腐は絹を敷いているわけではありません。水分を抜くのではなく、濃いめの豆乳で作り固めます。絹の様な滑らかさを表現しているということです。

もめん豆腐は豆腐が固く、タンパク質が絹ごし豆腐より多いです。一方絹ごし豆腐はビタミンが多いようです。

豆腐一丁に使用される大豆は300粒くらい

豆腐一丁に使用される大豆は300粒〜350粒くらいです。通常そんなに大量の大豆を摂取することはありませんから、豆腐はタンパク質の摂取にとても有効です。

食材タンパク質の量
もめん豆腐一丁21g
絹ごし豆腐一丁16g
7g
豚肉90gの生姜焼き19g

豆腐は豚肉や卵よりも、豆腐に含まれるタンパク質は多いのです

タンパク質のほかには、老化に作用するサポニンやレシチン、カルシウム、インスリンにの分泌を盛んにするトリプシンインヒビタなども含まれています。

豆腐屋さんのラッパ

よく昔のアニメやテレビなどで、豆腐屋さんがラッパを吹きながら歩いているのを見かけましたが、現代ではそのような豆腐屋さんは、ほとんど見かけません。

大阪では何度か見かけたことがありますが、あの独特のラッパの音は、家の中にいても聞こえるのですから、大きい音であるにもかかわらず耳障りではない音色。

実はあのラッパは現代では生産しておらず、もし今から豆腐屋さんを始めるとなると、録音したラッパ音での販売となるそうです

豆腐の切り方

切り方のルールは特にありませんが、手の上で切るのが一般的です。

これはまな板の上において切ると豆腐が崩れやすく運びにくかったり、手の上で切ることでそのまま鍋などに入れることができるので楽です。

そのほか手でちぎって料理に使うことで味が染み込みやすくなったりします。

豆腐の水切り方法

豆腐の水切りの方法はいくつかあります。

1、重しを乗せる
一番スタンダードで一番水分が抜ける方法です。豆腐をキッチンペーパーで包み、皿などの重しを乗せて30分ほど置いておくだけ。この方法は豆腐が固くならずに水分が抜けるのでおすすめです。

2、電子レンジを利用する
キッチンペーパーで豆腐を包んで電子レンジで4〜5分ほど加熱します。電子レンジで水切りすると形が崩れやすいので、豆腐の形を大事にしたいお料理にはおすすめできません。

3、茹でる
茹でることで水切り可能です。2〜3分ほど茹で、重しを10分ほど乗せます。茹でて重しを乗せるという手間がありますが、重しを乗せて水抜きする方法よりも時短になります。

豆腐料理はいくらでもアレンジ可能!

豆腐は味に癖がないのでいろんな料理にアレンジできます。畑の肉とも言われる豆腐は積極的に摂取したい食材です。

豆腐を使ったレシピはこちら
(画像はうますぎる!一口食べたら病みつきヴィーガン麻婆豆腐

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