食材について

うどんって日本発祥の食べ物?海外に渡り驚くべきものに変身

皆さん、うどんってどこの食べ物かご存知ですか?

日本では讃岐うどんが有名だったり、北の方では秋田の稲庭うどんなど、日本各地でうどんが作られています。

ワイキキにある丸亀製麺の店舗は、いつも観光客で賑わっていて、列を作っています。

そしてなんと、日本の店舗を差し押さえて売り上げ1位だそう。世界中の人にも、うどんが人気なのがわかります。

ところが、韓国に行っても、うどんはあります。しかも、韓国語でも「うどん」。

じゃあ、うどんって日本から韓国に伝来したんだ〜。と思いきや

うどんは中国から伝来した

実はうどんは、中国から伝来しています。さすが、ヌードル大国。

中国語だと“Wū dōng miàn”と発音します。(ウードンミャン)

中国の麺文化は小麦の伝来から始まった

中国の麺文化の全ては、小麦の伝来から始まります。

紀元前200年代に小麦が、多分ギリシャあたりから伝来した。(小麦の発祥はメソポタミア地域)

900年〜1000年代になると、外食が盛んになり、この頃すでに、麺や餃子、饅頭などを作って売っていたようです。徐々に米の産地の地域(南の地域)にも麺作りが広まり、米の麺なども作り始めた。

1300年代には天然の炭酸水を使って、コシを出す技術もあったそうです。麺に対する思いがすごい!

日本にうどんがやってきたのはいつ?

日本にうどんがやってきたのは、いつかははっきりしていません。

空海が中国から製麺技術を伝えたとか、奈良時代に饅頭のようなものが中国から入り、うどんに発展したとか言われていますが、どうなのでしょうね。

この頃のうどんは、私たちが想像するようなうどんではなく、団子を潰したような形だったようです。

麺になり、現在の日本で食べられているようなスタイルになったのは江戸時代。ちなみに江戸時代は1600年代から始まっています。

うどんがシルクロードを渡り、展望を遂げる

うどんはシルクロードを渡り、ヨーロッパに伝わると、

な、な、なんと!

スパゲッティに大変身!!(所説あります)

スパゲッティの起源はうどんにあったのだ。恐るべし中国。
現代でもいろんな国に存在するチャイナタウン。
伝達能力が半端ない。

知識があると料理も食事もおもしろい

あまりにも身近なものについて、私たちは意外と知らないことが多い。当たり前すぎて調べようとも思わない。

でも知るととってもおもしろい。
地球は丸い。地球は1つ。全ての道は繋がっている!

今日のメニューは一人前じゃ足りない!ソース香る激うま焼きうどんなんて、いかがかしら?

関連記事:なぜ日本では麺をすする文化ができたの?化学的裏付けがあった!

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